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こぼち(解体)
- カテゴリー:
- 家を建てる基礎知識
こぼち(解体)と言っても、これまた奥のふか~い話しでして、
だた壊せばいいってものではないんです。
古家のこぼちの場合は、ほとんど人の手で行います。
それも、熟練した職人が行わないと倒壊の危険なんかもあるんです!
これにも順番がありまして、当然高いところから壊していくってのは
皆さんも想像つくとろではあると思うのですが、
例えば、
柱の上に梁がのっかってて、その梁もいろんな次ぎ方がしてあったり、
その次ぎ方などを見て、職人が順に解体していくんです。
建設機械でやった方が、早いし安全なんでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、
特に、京都の古い家などは、お隣さん同士がくっついていたり、
共の柱を使っておうちが建っていたり、柱・梁などの木材や屋根なんかが複雑にからんでたりするんです。
また、住宅が密集している場合などもあり、人の手で、迅速に丁寧にって方法が最善なんです。
当然、ご近所さんに気を配っての作業を心がけておりますが、
人の手で作業することで、ホコリもたちにくいし、騒音も出にくく、確実なんです!
それから、解体した後のガラやゴミ、特に木材なんかを
ダンプやトラックの荷台に積み込む作業がありますが、
この作業も簡単なように見えて、実は結構、技がいるんですよ。
そんな解体の現場に出くわすことがあったら、一度のぞいてみてください。
ダンプの真後ろから荷台を見てみると、大きさ・太さ・長さの違う材木が、
隙間なくびっちりと、荷台に対して平行に積まれているんです。
当然、一度にたくさん積み込むためなんですが、
これも、やみくもに積み込んだんではできません。
それぞれの形をみて整然と積み込んでいきます。しかも、迅速に!
プロなんやから当たり前やんか!って思われる方もいはると思いますが、
ぼく(三井)は入社当初、こんなとこにも感動してました。。。
そうして、こぼちも熟練した職人の手で進めていくのです。
大工の用語解説 「こぼち」
- カテゴリー:
- 家を知る建築用語
建設業界では、「建物の解体」という意味で使います。
古語の「殷つ(こほつ・こぼつ)」に由来し、
「殷ち家(こぼちや)」は、こわした家、こわれた家、あばらやのことを指します。
「家を建てる」
- カテゴリー:
- 家を建てる基礎知識
文字で書くと5文字ほどですが、
この5文字には、色々な工程・作業・職人などが複雑に絡み合い、
一軒の「家」が建っていきます。
これから、「家」がどういう流れで建っていくか、
出来るだけ詳しくご紹介していこうと思います。
まず、家を建てるには、場所(土地)が必要になります。
山、野原、更地(さらち)、はたまた古家が建っているところを購入するなどなど。
土地を確保するのにも、いろんな方法がありますね。
その中で、もっとも多いのが、やはり古家や工場などを壊して更地にして、
新しい
家を建てるっていう方法ですよね。
ちょうど、弊社の担当している新築の現場がこれにあたります。
古家を取り壊し、更地にするところです。
現場の様子を載せてみました。古家をほとんど壊した状態です。
建築用語で「こぼち」と
言います。
古家一軒、まるまるこぼちする場合は、解体屋さんに依頼しますが、
増改築の現場なんかでは、大工がこぼちも行います。
なぜなら、残
す柱、壊す梁(はり)、取り除く壁や、残す天井など、
複雑な場合が多いので、大工が考えながら取り壊していく方がスムーズなんです。
今回の現場は古家一軒丸ごとの解体なので、解体屋さんに依頼して、
丁寧に取り壊して頂きました。
次回はこぼちの中身について、ご紹介していこうと思います。