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2017年04月24日
キッチン・リビング&浴室洗面室大改装Ⅲ
- カテゴリー:
- 工事紹介
暖かくなってきて、
気持ちてきにも少しフワッとした気分になりがちな季節ですが、
皆さんいかがお過ごしですか?
私はといいますと、
体を酷使している覚えもないし、
重たいものを運んだりも大工さんに任せてるので、
体の負担は0に近いと思っているのに、
やっちゃいました・・・。
腰椎捻挫。俗に言うぎっくり腰。
このぎっくり腰の事は、またの機会にブログにアップさせていただくとして。
ただ、数日間寝返りもままならない寝たきり状態が続いたので、
お施主様・うちの社長・現場の大工さんや協力業者さんにむちゃ迷惑をかけてたので、
本日復帰し、その迷惑分を取り戻すためにも気張らんとあきません!
さて、本日は前回に引き続き
リビング・洗面室の工事の様子をご紹介いたします。
いよいよ、大工作業にとりかかります。
重量鉄骨造といいましても、建物の内部は、木造で進めることももちろん出来ます。
床から、壁から天井まで。
では、工事の様子を見て行きましょう。
まずは、むき出しになった
コンクリート床(スラブ)の部分に
建物・外壁・新たに設ける内壁等の
ラインを図面や寸法から割り出し、
墨打ちをしていきます。
作業工程に、重要瑣末がある訳ではありませんが、
この墨打ちの作業も、特に重要で
古い壁と新しい壁のずれを修正したり、
ラインが歪むことがない様しっかり
設定をしていかないと、
最後の最後、完成間際で、あれっ?って
なってしまったりの可能性もあり、
最悪の場合新規キッチンが設置できないことになったり、
新規のユニットバスが納まらなかったりも発生しかねませんので、
細心の注意を払い、
あらゆる可能性を探り、
作業を進めていきます。
あと、高さの設定も、壁のラインと同様
最重要課題ですね。
このコンクリート床(スラブ)は、
あくまで隠れる部分ですので
平らなように見えて、厳密に言うと
数ミリから数センチ高さがまちまちな所があるんです。
だから、その凸凹を的確に測り、
お部屋の床を仕上るときには、水平になるように
この時点で、きっちり高さの確認をするんです。
上の画像は、その壁際の床下地の様子です。
今回改装するリビングと、既存の廊下や掃出し窓の既に決まっている仕上がりの高さを
まずは確認し、そこでもやはり、数ミリの誤差があることがありますので、
その誤差をうまく調整できるように、改装するお部屋の床の高さを設定していきます。
壁の鉄骨と木造を釘や強力なビスで固定していきます。
そして、壁のライン・高さの設定が完了したら↓↓↓
なにやら奇妙なものを
床に並べていってますが、
これが、今回の床の下地になる材料です。
プラ束っていいます。
プラスティックの束やから、プラ束?
工法として、このコンクリート床に直接
大引きや根太を止めていく従来の工法も
あるのですが、スラブの凸凹をなくし
水平にする作業に手間がかかったり
後に紹介する給排水の配管を仕込むのに、
邪魔になって通せないような不具合も起こすので、今回はキッチン・リビングということもあり、
このプラ束下地の工法で進めることになりました。
ずらっと並べると異様な感じです。
このプラ束の優れたところは、
上の合板部分が左右に回せて、高さが上下するんです。
だから、このプラ束をボンドで床にくっつけてから、
合板の天端をすべて同じ高さに調整するだけで、
床の水平を容易に出すことが可能なんです。
コンクリートスラブの凸凹なんてなんのその!
ぴしーっと、一発で水平を出せるんです。
ただ一個一個ねじって調整するので、
気の遠くなるような作業ではあるのですが・・・。
そこはプロの職人!一個一個の調整ですが、それをスカッと合わせる技で、
作業を進めてもらいます!
そんなとき現場に張り付いていると、
目で訴えてしまうんですかね?
大工さんには「ケツたたかんといてくれ」って言われてしまうんですが・・・。
通訳すると(笑)、取り掛かっている作業に対して、急かす・あおるって感じの意味です。
で、このプラ束の上に構造合板を乗せるんです!
この写真で、あー!なるほどと、
ご納得いただけると思います。
こんな使い方をするんです、プラ束って。
素材はプラスティックですが、
30cm間隔で据えていきますので、
耐荷重も全く問題ありません!
タンス・食器棚等の家具を設置しても
ビクともしませんよ。
あー!!ってなったところで、今日はこの辺で。
次回は、この工法のもう一つのメリットをご紹介しましょう。
2017年04月09日
キッチン・リビング&浴室洗面室大改装Ⅱ
- カテゴリー:
- 工事紹介
前回に引き続き、重量鉄骨造のご自宅の改装現場のご紹介です。
まずは、天井・壁・床と、鉄骨を覆い隠しているものをめくっていきますよ!
どんどん、めくっていきます!
かいたい!解体!カイタイ!
鉄骨がむき出しになってきましたよ。
電線やダクトなんかもあらわになってきました。
鉄骨の立派な柱・梁も見えてきました!
床もめくっていきますよ!
そして、ほぼ室内はスケルトンになりました。
そして、広大なスペースが出現してきました!↓
ご覧ください!
この羨ましくさえある、広大なスペースを!!!
これが、重量鉄骨造の恩恵!メリットですよ!
外壁以外、壁・柱がありません!
このスペースを、お施主様の希望に合わせて、
形作っていくのが、我々の仕事であります。
もちろん、この状態になるまでに、
図面やカタログ・写真や、場合によっては
設備機器を選んで頂くために、メーカーのショールームなどを使って、
形ないものをイメージしていただきながら、
ご要望をお聞きしつつ、お部屋を紙の上に形作って、
お打ち合わせを入念にさせて頂きます。
しかし、紙の上でのお話なので、なかなか立体的なイメージを
持っていただくのも難しいので、
ある程度お部屋の形が出来てくる状況に応じて、
最終決定をお施主様と進めてまいります。
このお打ち合わせが、非常に重要で、
ある程度、任せて頂く部分と、
お施主様のご希望をしっかりかなえさせていただく部分の判断を
工事を進めていく上で、適材適所に加えてまりします。
では、次回は、いよいよ大工工事の紹介へ進めていきますね。
2017年04月07日
キッチン・リビング&浴室洗面室大改装
- カテゴリー:
- 工事紹介
やっぱりこういう春のイベントには、桜がないと雰囲気がでないですよね。
さて、滞っておりましたブログですが、
今回は、重量鉄骨造のご自宅のキッチン・リビング・水周りのリフォームのご紹介です。
まず重量鉄骨造ってなんなの?って思われる方がおられると思うのですが、
鉄骨造にも、大きくは重量鉄骨造と軽量鉄骨造に分かれます。
この二つ、何が違うかって言いますと、使っている鉄の材料の厚みに違いがあります。
鋼材の厚みが6mm以上を使っている場合を重量鉄骨造。
6mm以下(3~4mm)の鋼材を使っている場合を軽量鉄骨造と分類されます。
住宅での重量鉄骨造のメリットは、
柱・梁自体が、とってもしっかりしているので、筋交いを施すことも必要ないので、
壁のない大空間が作れて、間取りの自由度が高く、リフォームをするときも、
外壁以外の内壁もある程度自由に設置することができます。
さて、
今回のリフォームは、
新築で建てられて17年程経ちまして
水周りや既存の床などが、少し劣化が出てきて、
ご家族にちびちゃんがお生まれになられたりで、
キッチンビリングの死角をなくしたいとか、
対面キッチンをご希望されたり、
現在はユニットバスから部屋にでると、
すぐリビングなので、脱衣場としてのスペースが確保したいというご希望からの
リフォームのご依頼を頂きました。
では既存のリビング・浴室を解体するところからご覧頂きましょう。
奥にキッチンと、袖壁の後ろに食器棚がありますが、
この壁を撤去して、対面キッチンにリフォームします。
奥様がお料理をしておられると、
確かに、リビングが全く見えませんね。
これだと、ちびちゃんになにかあってもわかりませんね。
↓この奥に、ユニットバスが座っております。確かにドアがあるとはいえ、
すっぽんぽんがま~るみえになっちゃいます。
和室との間仕切り建具も、リビングの改装に合わせて垂れ壁を撤去して
4枚の引き分けを、戸袋を設けて、開口を大きく取る予定です!
↓
それでは、次回解体状況をご紹介していきますね。
重量鉄骨造の恩恵・メリットを乞うご期待!!!