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2021年01月21日
寒波が来たときの凍結防止策Ⅱ
- カテゴリー:
- 家を守るメンテナンス
みなさん、こんにちは。
今回は2日続けて、凍結・寒波が来たときの対処法を説明していきますね。
前回は主に給湯器の凍結について説明しましたが、今回は、
他の水道管の凍結についてお話していきましょう。
まずは、水道管が露出しているであろう代表箇所は、
どこのご家庭にもあるメーターボックス内の配管ですね。
この箇所も、ボックスの蓋がるとはいえ、凍結の可能性がある所です。
こちらの予防策として、メーターボックス内に発泡スチロールを隙間なく敷き詰めたり、
古着や要らなくなったタオルなどのぼろきれを、同じく詰め込むと良いでしょう。
また、長年住んでおられるお家などだと、過去に水道工事などで
既存の配管がだめになり、新たに配管をバイパスさせたりして、
露出した状態になっているところがあったりしますが、
それにも、保温まきがされているかどうかで、凍結を防げるかが、
大きくかわってきます。
保温まきがない、または劣化してきてて、水道管がむき出しになっている箇所があるなど
の場合、応急処置としては、上記に同じくぼろきれを巻つけるだけでも
ある程度効果はありますが、時間に余裕がある場合は、当社に連絡いただいて、
保温まきをし直しさせてください。
さらに、外部の散水栓やバルコニー・ベランダなどに設置してある蛇口がある場合、
こちらも外気に晒されるので、凍結しやすいです。
ですので、むき出しになっている部分には、全てぼろきれや断熱効果のある素材を巻きつけて
寒波の冷気を防いでください。
この準備をされるだけでも、一時的な寒波でのお家への被害は、かなり防げるのではないでしょうか。
ちなみに、万が一給湯器の配管や、水道管が凍結してしまっても、
チンチンに沸かしたような熱湯は絶対にかけないで下さいね。
急激な熱膨張を引き起こし、配管にダメージを与えるだけでなく、
最悪の場合、配管が破裂してしまうかもしれませんので。
それでも急を要する場合は、40度前後のお風呂に使うくらいの湯温で、
凍結しているであろう箇所に、タオルなどをまきつけ、
そのタオルにお湯をかけて、徐々に溶かしていくようにしてください。
いずれにしても、ここ最近の気候の変化は、急激で
夏でも雨が降れば、バケツをひっくり返したようなゲリラ豪雨だったり、
冬でも、寒くなるといえば、京都市でも氷点下5℃とか6℃とか、
今までにない異常気温になるし。。。
なにもかもが、想定の範囲を超えてきた感がある。
今気をつける事は、事前準備をしっかりする、くらいしか言えませんが・・・。
以上、寒波が来たときの凍結防止策あれこれでした。