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2021年01月20日
寒波が来たときの凍結防止策Ⅰ
- カテゴリー:
- 家を守るメンテナンス
こんにちは。
新年から、はや20日が経とうとしておりますが、
今年も、何から何まで異常な世の中でスタートしておりますね。
新型コロナも収束する気配が全くありませんし、
年末年始と、異常な寒波が到来し、
ドカ雪による車の立ち往生や、積雪による道路の寸断などで孤立集落がでたり、
停電が発生したり・・・。
今までは、京都市は特に、そういう災害が比較的少ない
恵まれた地域であると、私自身も実感してはおったのですが、
今年の寒波に関しては、当社のユーザーさんにも
少なからず影響があった所がありました。
まず、非常に多かったのが、給湯器の配管の凍結により、
お湯が全くでなくなったり、むき出しの配管が凍結により破裂してしまうといった症状でした。
今日は、給湯器の凍結防止の対処法を説明します。
最近の給湯器には、本体に凍結防止機能が備わってる物が多く、
リモコン側で、その操作もできるようになっています。
その機能は、本体にヒーターが設置されいて、
そのヒーターが動き出し凍結を防ぐと言うもの。
さらに、追い炊きの循環配管の水を同じく、自動で循環させて、
凍らないようにする機能。
この循環配管の凍結防止機能で、
気をつけるポイントは、浴槽の残り湯を循環金具から最低でも5センチほど水位を上にしておく事。
そうすることで、水の循環をしてくれます。
その機能が、ない給湯器の場合の対処法は、
天気予報などで、気温が下がると事前に分かっている場合や
日々の点検で、配管周りを確認してもらいたいんですが、
まず給湯器本体に繋がっている、水側と湯側の配管に保温材が施されてるかどうかのチェックが必要で、
保温まきがされてない、または、劣化して配管がむき出しになっている場合は、
応急処置として、いらないタオルなどで、露出配管を包み保温をすることです。
さらに、時間に余裕がある場合は、当社に連絡していただいて、
配管の保温材の補修を施すことです。
これで、上記で述べた露出配管の凍結や破裂を、ある程度防ぐことができるでしょう。
また、給湯器内の、水を事前に抜いておく、という方法もあります。
しかし、これは例えば、別荘であったり、空き家になっていたり、
ほとんどお湯を使うことがないお家での対処法になるかと思います。
なぜなら、水を抜いている間は、お湯が使えないからです。
方法も、少し複雑になりますが、簡単に説明をしておきます。
1リモコンの運転スイッチを切る(ただし電源プラグは抜かない)
2ガス栓を閉める
3給水元栓を閉める
4給湯栓を全て開ける(シャワーや台所水栓を含む)
5水抜き栓を開ける(給水・給湯の両方)
次に風呂側の水抜きを行います。必ず給湯器側の水抜きを終えてから行ってください。
1浴槽の水を完全に排水する
2リモコンの運転スイッチを入れ、「おいだき」を押す(循環金具から水またはお湯が出てくることを確認する)
これを2回繰り返す。
3排水確認後、運転スイッチを切る
4給湯器の風呂栓・戻水栓、ポンプ水抜き栓、風呂水抜き栓、中和器水抜きを開けて完全排水する。
5電源プラグを抜く
何度も言いますが、これはあくまで使っていない給湯器の凍結防止策となります。
で、最後に、極めつけの超簡単な方法をご紹介。
少しもったいない気もしますが、
これは、バルコニーや、お家の外に設置してある水撒き用などの水栓にも対応できますが、
チョロチョロと湯側から水を流し続ける方法。
給湯器の電源を切り、念のため給湯器に接続されているガス栓を閉め、
浴槽に栓をするなどして、そこに水を流し続ける方法です。
一晩中流し続けると、浴槽がいっぱいになる事もあるので、
排水口に詰まりがないか等のチェックは必要ですが、
配管内の水が常に動いている状態なので、よほどの事が無い限り、
凍結は防げます。
浴槽に溜まった水は、追い炊き機能のある給湯器なら、温めて使う事もできます。
これが一番簡単な方法で、効果が見込めます。
いずれの方法も、
寒波等で、氷点下の気温になるときにも、慌てることなく対処できるよう、
事前のチェックと、メンテナンスをオススメします。
それと、上記のように、予防策をとってもらえると、
むちゃくちゃ寒いのに、お湯がでない!
顔を洗うのも、震え上がるって事がなくなると思います。
みなさん、気をつけてこの寒い冬を乗り切りましょう!!