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2017年06月03日

キッチン・リビング&浴室洗面室大改装Ⅳ

カテゴリー:
工事紹介

なんや?
五月やのに、真夏日になったり、
30℃超えだった気温が、6月に入り、急に20℃前半になったり、
老体にはかなり堪えます。
皆さん寝冷えなどで、風邪など召しておられませんか?

さて今回は前回の続き、

プラ束のもう一つのメリット。

それが、これ。
↓↓↓↓
DSC_3715.JPG








































プラ束で浮かした床板と
スラブとの間に懐(隙間)があるので、
この隙間を利用して
給水・排水の配管や
ガスの配管をある程度自由に
めぐらす事ができるのです。
排水配管に関しては、
水が流れるように勾配をつけられるだけの
隙間が必要ではありますが。
大引きを敷き詰める工法だとこうはいきません。
もともと、この現場も大引き・根太で施工してありました。
↓↓↓↓
DSC_3564.JPG








































この大引きが横たわっていると
配管を通す為には、
大引きをぶち切るか、
配管を通すところをさけて敷く必要が出てきます。



その他にも、大引きを固定するのに
ボルトをスラブに埋め込んだり、
高さを均一にするのに、
そのボルトで大引きを固定するときに、
スラブとの間にパッキンという噛まし物を敷いて
沈まない様にする必要があったり。
現在の工法としましては、あまり行っておりません。

そして、配管が仕込めたら床を敷き詰めていきます。
DSC_3718.JPG







































白い配管はガス管です。
この上に、キッチンを据えるのですが、
そこまで、配管を出しておきます。

ごらん頂いてもわかるとおり、
とても仕事がしよいです。




床を敷き詰めた、わかりやすい画像がありませんでした・・・。
DSC_3721.JPG








































唯一床の画像が一つ。
こんな感じです。
左手に、これからの壁の下地材を
山に積んでおりますが、
もちろん床はビクともしませんよ。
この床下地の構造合板の上に、
さらにのちのち紹介します床仕上材の為に
もう一重ラワンベニヤを張るんです。

12mmの合板に12mmのラワンベニヤを張るので、二重構造でさらに強度も増します。

そして、足元もすっきりしたところで、
壁の施工、天井の施工へと進んでいきます。

壁のラインも、まっすぐのように見えて、鉄骨のムラが多少ありますので、
再度、壁のラインも見直し通りを通します。
東西の壁、南北の壁もすべて確認し、直角になっているか、また平行になっているか
なっていない場合は、下地にてその誤差を調整していきます。
DSC_3742.JPG







































壁下地の様子です。
鉄骨の間柱に木材を
釘で打ち付けて壁のラインを通してます。
そして、






DSC_3754.JPG







































外壁に面している壁面には、
断熱材を施していきます。
次は、天井下地と電気工事に移行していきます。







DSC_3757.JPG








































画像上部に見える配線が
分電盤まで行っている各電源たち。
照明であったり、コンセントであったり
既存の配線を生かすところ、
新規に配線を仕込むところなどなど、
計画通り進めていきます。



DSC_3763.JPG







































天井の下地も同時に施工していきます。
そして、照明の位置等に配線を仕込み、
壁にも照明のスイッチやコンセントも
図面と照らし合わせ、
さらに、実際に施主様に現場に足を運んでもらい、
生活される時のイメージを持ってもらいつつ、
追加のコンセントや、打ち合わせ時の
配置の再確認を行いながら
所定の位置に仕込んでいきます。

ピカッと光っているのは、現場用の仮設の照明です。かなり明るいです。

DSC_3779.JPG
































そして、天井下地ができたら
断熱材を敷き詰めていきます。

だんだんできてきました。
お部屋らしくなってきましたよ。

それでは、次回は石膏ボードの施工風景と
間仕切り・ドア枠等の取付をご案内します。

それではこの辺で。
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