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2016年04月28日
蓋を開けてびっくり!!
- カテゴリー:
- 家を守るメンテナンス
もうすぐ、世間はゴールデンウィークに突入ですね。
みなさんどこかへ行かれる予定は立てておられますか?
しかし、なにやら後半に天気が崩れるような予報も・・・。
さて、本日は2012年11月に工事をさせて頂きましたお施主様から
設置させて頂いたおトイレの洗浄便器が故障して動かなくなったというご連絡。
約3年半ほどご使用されておられるトイレです。
症状を詳しくお聞きすると、暖房便座は機能しており、
排水も問題なく流せるとのこと。
洗浄機能がうまく働かないようでした。
施主様も、エラー等ではないかと、取扱い説明書を隅々読み返され、
考えられる操作で、復旧しないかと、いろいろ試されましたが、
それでも、直りませんでした。
症状として、配管からの水漏れであったり、給水・排水の詰まりでしたら、
設備担当者を向かわせるのですが、
今回は内部構造の機械的な部分の不具合である可能性が高かったので、
メーカーのメンテナンスに、対応してもらうように施主様から依頼してもらいました。
そして約束の日時に担当者が来られました。
到着するや否や、
質問:「強酸性・強アルカリ性洗剤で便器を洗っておられませんか??」と。
答え:「ほぼ毎日、強酸性洗剤で洗ってました。」と。
担当者曰く、原因はほぼそれで間違いないでしょう、とのこと。
そして、洗浄便座の基盤の部分や、内部構造を開けてみました。
私もびっくりしたのですが、施主さんも見られてびっくり!
金属部分は、完全に錆びており、樹脂の部分は変質して、ぼろぼろに。
モーターの原型を留めていません・・・。
ビスや、ホースを止める金属製のバンドも、完全に錆びていました。
至る箇所が、錆びつき、基板も錆びて回路として全く機能しない状態。
樹脂も変質がひどく、外見からは想像もできない状態になっていました。
原因は、強酸性洗剤を便器の清掃に使ったことにより、
その強い酸性の液体に侵されて、金属部分や樹脂部分の一部が劣化し、
基板も同じように、劣化したことによる、機能不全でした。
メーカーの対応により、主要部品を取り換えてもらいましたが、
劣化がそれ以上にひどく、復旧することが出来ませんでした。
しかも、洗浄便座とタンクが一体型のトイレでして、
それを交換する方法が、次のステップだとのことでしたが、
既に、同型の後継機種が出ており、いわゆる旧型機は、製造していないと・・・・。
最終判断として、便器・タンクを新調する方法でしか対応できないとの結論。
しかも、強酸性・強アルカリ性洗剤ではお手入れしないで下さい。と
取扱説明書にもしっかり明記してありまして、
使用方法の誤りによる原因でしたので、保証対応も受けてもらえないと。
以前の方式では、和式便所であったり、男性用便器であったり、
陶器だけで設置してあるトイレでは、強酸性洗剤を使って
掃除することは当たり前で、
年配の方とかだと、そのイメージで
新しいトイレも、お手入れをされるこもとあると思われます。
強い酸性・アルカリ性の洗剤が、こんなに金属や基板・樹脂にまで害を及ぼし、
劣化させるものだとは、思いもよりませんでした。
説明書に記載があるとはいえ、
これからは、もっと細かくメンテナスやお手入れの方法も
説明書を熟読し、施主様には分かりやすく、きっちり、説明させて頂こうと思いました。