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2011年09月13日

遣り方(水盛り遣り方)

カテゴリー:
家を知る建築用語

水盛り遣り方(みずもりやりかた)とは

工事を着手する前に、

建物の正確な位置を出す作業のことで、

別名、丁張り(ちょうはり)とも言います。

まず、設定GL(基準となる地面の高さ)を決め、

約1.8m間隔に水杭(ミズグイ)を立て、

水平ライン(基礎の上端の高さ)を記し水貫(ミズヌキ)でつないでいきます。

水杭と水貫が動かないように、

筋交い貫(すじかいぬき)を斜めに打ち付けて固定します。

yarikata.gif

 

更に水貫と水貫の間に水糸を張って、

基礎(建物)の中心線を印します。

遣り方は

レーザーによる位置出し器を使って直角や水平を出しますが、

レーザーが普及していない頃は、

原始的な方法で正確な直角や水平を出していました。

 

 

 

 

直角の出し方は

辺長さが、3m、4m、5mの三角形を作ると、

直角三角形を作る事ができます。

大工さんはこれを「サシゴ」といっています。

 

 

レーザー墨出し器の様な便利なものが無かった時の水平の出し方は

透明なチューブの中に水を入れ、図のように出していました。

「水盛り遣り方」の「水盛り」は

このような方法で水平を出していたことからきています。

 

mizumori.gif

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家づくりを応援する情報サイトから引用

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