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2010年09月18日

マンションの床の不具合

カテゴリー:
家を守るメンテナンス

マンションにお住まいのおせっさんよりのご依頼で、

床がぷかぷかするから見てほしいとの事。

現場調査に伺いました。

そのお住まいのマンションは築14年で、

リビングと廊下にフローリングが貼ってあるのですが、

そのフローリングが、所々湾曲して僅かに浮いてきている症状でした。

 

いろいろなケースがあるのですが、

施工されてすぐにこの様な状態になってしまっている場合や

数年は問題なかったが、最近になって気になりだしたなどなど。

 

これくらいの築年数ですと、ほとんどのマンションでのフローリングは、

コンクリートに専用のボンドにて、直接貼りつけてある工法(直貼り工法)なので、

下階の住人さんの為に、歩いたり、物を落としたりしても、

音が響きにくい素材を使ったフローリングが敷いてあるのです。

が、その緩衝材と木製の板とが長い年月で、

剥離したりして、ふかふか浮いたような状態になる事があります。

特にリビングの入り口付近や、廊下など歩いたりする回数が多い部分ほど

はやく劣化して表面が浮いた状態になる事が多いです。

 

これは、製品の欠陥や施工ミスではなくて、

経年劣化での不具合であることが多く、

きっちりとした症状の診断とご説明で、おせっさんにはご納得頂いております。

 

症状によっては、部分補修で対応出来ることもあるのですが、

施工してからの時間や劣化の度合いを考えると、お張替えを勧めることの方が多いです。

 

フローリングの種類としては、マンション用の遮音材がくっついているフローリングと、

戸建住宅用の木材(無垢・合板)だけで作ってあるフローリングと、大きく分けて2種類あります。

 

マンション用フローリングの工法

 

戸建住宅用のフローリング工法

 

現場の状態から、お張替えのご提案で承諾を得られましたので、

工事に取り掛かることとなりました。

次回現場にての工事の様子を紹介したいと思います。

 

 

 

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